kitahira blog

徒然なるままに、Benoitへの思いのたけを書き記そうかと思います。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2023年6月 時候を表現する「乃東枯(なつかれくさかるる)」。乃東?枯れる?

夏至の初候(6月21日~6月25日頃)の七十二候は「乃東枯(なつかれくさかるる)」です。 古代中国の賢人が、四季の移ろいを暦に当てはめるように創ったのが「二十四節気(にじゅうしせっき)」という。1年を24に分けることで「立春」や「夏至」などの馴染みの言葉…

2023年7月 Benoit特選食材とお勧め料理のご案内です。

草木の花々は移りゆく季節の機微を捉え、順を追って咲き誇るもいずれは散りゆきます。食材も同じように「旬」という期間は限られたものであり、「待つ」という優しさはありません。そこで、全ての旬食材は無理でも、Benoitの要望に応えてくれた逸材でこしら…

2023年7月 「北平がBenoitを不在にする日」のご報告です。

私事で恐縮なのですが、自分がBenoitを不在にしなくてはならない7月の日程を書き記させていただきます。滞りがちだったご案内を充実させるべく、執筆にも勤しませていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 6日(…

2023年6月7月Benoit「南仏の港町マルセイユといえば、フランスの漁師料理 ≪ 魚のスープ ≫ なり!」

Soupe de POISSON(魚のスープ)といえば、南フランスの港町マルセイユの伝統的な漁師料理です。ブイヤベースとは違い、煮込んだ魚を食することをせずに、旨味をスープに出しきったもの。Benoitでは、魚そのものの美味しさをお楽しみいただきたく、エビ・カニ…

2023年6月7月Benoit「暑い時期だからこそ、ヴィシソワーズスープから食事を始めてみてはいかが?」

冷たいスープで火照った身体を内側から冷まし、食欲を呼び覚ます。かつてアメリカ合衆国で誕生したという冷製「ヴィシソワーズスープですが、どうも英語っぽくはないネーミングではないですか。それもそのはず、考案者であるシェフはフランスのVichy(ヴィシ…

2023年6月 「北平がBenoitを不在にする日」のご報告です。

私事で恐縮なのですが、自分がBenoitを不在にしなくてはならない6月の日程を書き記させていただきます。滞りがちだったご案内を充実させるべく、執筆にも勤しませていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 3日(…