kitahira blog

徒然なるままに、Benoitへの思いのたけを書き記そうかと思います。

2021-08-03から1日間の記事一覧

2021年8月限定 「新・Benoit個室貸切プランのご案内」です。

「手遊(てすさ)み」に清水を両手で「掬(むず)び」ながら、夏の夜の月を待つ。「言の葉遊み(ことのはすさみ)」でハイレベルな恋文を詠い、愛しき人と恋「結ばれる」ことを願いながら、月下にて待つ。ドラマのワンシーンのような光景を想い描いてしまいます。…

2021年8月 「涼をとるために月を待つ。」藤原基俊が待っていたのは月なのでしょうか?

夏の夜の 月まつほどの 手すさみに 岩もる清水 いくむすびしつ 藤原基俊(もととし) 枕草子の著者である清少納言は、なにかと優劣をつけることを好んだのでしょう。「春はあけぼの」に「秋は夕暮れ」…では夏は?彼女は「夏は夜」であり「月のころはさらなり」…