kitahira blog

徒然なるままに、Benoitへの思いのたけを書き記そうかと思います。

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年末を迎えて

師走も終わりを迎えようとしております。地球が太陽の周りを1周する、その区切りとして定められた1年の終わりの日が、12月31日。陽が西の稜線に姿を消し、静まり返る闇夜に迎える1月1日午前零時に新年を迎えるも、やはり、陽が顔をのぞかせた時に「新年を迎…

年末のご挨拶「誠にありがとうございます」

春秋の あかぬわかれも ありしかど 年の暮れこそ なほまさりけり 藤原兼実(かねざね)詠 春ごと秋ごとに、過ぎ去る季節に名残惜しさが尽きず、満ち足りないものを感じていました。年の暮れとなり、季節というよりも1年間を振り返っての別れは、比べることがで…

長野県茅野 青木さんの「日本ミツバチの蜂蜜」

天下泰平が300年も続くことは、世界史をみても稀有なこと。その恩恵を謳歌するかのように、文化芸能の隆盛をなしえた江戸時代。豪族が点在する、特に際立った特徴のない荒野、関東八州を徳川家康が所領としてあてがわれたところから、江戸の文化が始まりまし…

柞(ははそ)の秀歌が教えてくれたこと

「柞」 普段の生活の中で、この漢字を目にする機会は皆無なのではないでしょうか。「ははそ」と読み、クヌギやコナラなどの樹々をひっくるめて、古人は「柞」と呼んでいたようです。これについては「12月の特選食材~ダイジェスト版~」にて、少し語らせてい…

12月の特選情報≪ダイジェスト版≫です。

かつては、其処彼処で目にすることができた雑木林。整備された庭園とは違い、落葉広葉樹で構成された人が作り上げた林です。樹は薪(まき)や炭としての原材料となり、落ち葉は農産物の肥料として堆肥へと活用されるばかりか、降り積もることで、豊かな土壌を…