kitahira blog

徒然なるままに、Benoitへの思いのたけを書き記そうかと思います。

2025年4月5月「花より団子」の誕生秘話!とBenoitからのご案内です!

≪花より団子…惜春プランのご案内です!≫

 花見に出かけ小腹が空いた際に、ついつい口からでてしまう言葉が「花より団子」。花を愛でるよりも腹を満たす、風流よりも実益だ!という、なかなか的を射た表現であり、相手に気持ちがユーモアとともに伝わる素晴らしいフレーズです。この短い言葉には意外な歴史がありました。

 時は今を遡ること1300年、天武天皇により発願された平城遷都、710年頃の奈良時代でのこと。東大寺をはじめ、法隆寺など教科書に名を遺す名だたる寺院が建立されています。これらは、よく我々がお世話になるお寺さんとは違い、お葬式などを行うところではなく、僧侶が教義を学ぶところ。その中に、奈良仏教を代表する法相宗大本山である「薬師寺」があります。

 薬師寺では、3月末に国家繁栄、五穀豊穣と万民豊楽を願い、「花会式(はなえしき)」が執り行われます。約1週間にも及ぶ法要では、薬師如来、日光・月光両菩薩の前に、季節をつかさどる10種の和紙で作られた造花とお餅が備えられる。このお餅のことを、「檀供(だんぐ)」と呼びます。そして、この法要後、「花わけ」として、和紙の花と檀供をご協力いただいた方々にお下がりとして分け与えられるのです。

 美しく織り込まれた和紙の造花は貴重でありがたい、素晴らしい想い出にと是が非でもほしくなるのが今の時代。しかし、奈良時代はそんなに食が豊かでなかった…当時の人々の気持ちは、造花よりお餅をいただきたい、それが正直なところではなかったのではないでしょうか。「花より檀供(ダング)」を分けていただきたい…このフレーズを10回も繰り返し口に出してみると…今で言う「花より団子」の誕生です。

 皆様、日本全国の旬の食材が、今が仲春であることを教えてくれています。足の赴くままにBenoitへお運びください。自慢の料理で皆様をお迎えいたします。旬の食材には、今我々が欲している栄養が満ち満ちています。これらを美味しくいただくことで、多忙極まる春を乗り越えてゆきましょう。

花より団子惜春特別プラン

期間:土日を含めた2025531()まで

※表示価格は、消費税込み/サービス料別です。

 

≪ ランチ ≫

前菜+メインディッシュ+デザート

6,500円→6,200

前菜x2+メインディッシュ+デザート

7,500円→7,000

※前菜を1つにし、デザートを2つ選べるプランに変更できます。

 

≪ ディナー ≫

前菜x2+メインディッシュ+デザート

9,500円→9,000

※前菜を1つにし、デザートを2つ選べるプランに変更できます。

前菜+メインディッシュx2+デザート

12,000円→11,000

 

 ご予約はもちろん、何かご要望・質問などございましたら、何気兼ねなくBenoitへご連絡(03-6419-4181)ください。BenoitのHPからのご予約も可能です。もし、ご希望日のご予約が取れない場合でも、まだお席が残っている可能性もございます。その時は、何気兼ねなく北平へメールをお送りください。ご要望や質問なども、喜んで承ります。

 

 

花よりPépino(ペピーノ)?日本初のデザートとして姿を見せる!

 世界中に流通網が張り巡らされている今の世の中にあり、初めて食する食材がある。トマトという食材の場合、美味しさと栽培方法を追求した多くの品種が改良されました。初めて口にする品種であっても、トマトであることに変わりはありません。「ペピーノ」は、ナス科に分類されており、確かに姿もトマト(ナス科)に似ています。しかし、風味はトマトではありません。

 人生初めての食材なだけに、例えようがなく、ペピーノはやはりペピーノなのだと言わざるを得ません。スペイン語ペピーノはスペイン語でPpepino dulce(ペピーノ・ドゥルセ)といい「甘いキュウリ」だとBenoitに勤務するアルゼンチン出身のスタッフが教えてくれました。英名では Pear melon (ペア メロン)という…洋ナシのようなメロンなおような優しい甘さ、キュウリのようなウリっぽさがある。

 自分はもちろんですが、アラン・デュカスグループのエグゼクティブシェフパテシエアジアのAriiteaシェフも初めて手にする食材。彼の経験から得た知識と技術を駆使し、ペピーノを実食した時に脳裏に浮かんだ世界観をデザートで再現している。ペピーノの甘さばかりではなく、ウリっぽさをも生かすように、食感・甘さ・温度の違いをだしながらデザートに。食材が希少でるだけに、唯一無二のデザートです。皆様、気になりませんか?

※上の画像の映っている「ニッポンエール」シリーズのグミは、東京農業大学とJAあつぎのコラボで誕生し、2025年3月31日販売が始まりました!残念ながら、Benoitでは購入できません…

Cookpot de pepino, crème crue, sorbet citron

ペピーノのクックポット クレームエペス レモンのソルベ

※ランチとディナー、ともにプリ・フィックスメニューの主菜として+1,500円でお選びいただけます。

 

ペピーノの解説と、Benoitで試作の様子は、以下よりブログをご訪問いただけると幸いです。知るほどに謎多きフルーツ野菜です。

kitahira.hatenablog.com

 

 

≪花より団子…食事の時にこそ、その人の品格が表れるものです…≫

 食事の席というのは、知っている人ばかりとは限らず、知らない人のときもある。そこは、栄養を摂る場所ではなく、語らいの場です。美しい所作が相手に共感を覚えさせる、そして内面からはなたれる品位品格が感動を覚えさせる。これが相手との距離を詰めることとになり、会話が弾む。そこに美味しい料理が加わることで「口福な食時」となる。知性あふれる言の葉が発せられる口が福を呼ぶのか、はたまた舌鼓(したつづみ)を打つほどの美味しい料理によって口中に福を感じるのか。この2つが相まったときの「ひととき」に、我々は幸せを感じるのではないでしょうか。

 其処彼処(そこかしこ)で開催しているテーブルマナー講習会であれば、自分は皆様へご案内することはありません。日本人が、ついついやってしまうことを、笑いを込めながら教えてくれ、毎度のように「やっちまった~」と笑いが、部屋の仕切りとなるカーテンの隙間から漏れ聞こえてくる。テーブルマナーを知っていても、「見初(みそ)むる」心地になる、そのような講習会のご案内です。

 

世界基準の一流を学ぶ 「テーブルマナー講座」

開催日: 2025624() / 724()

それぞれが単独での開催で、すべてに申し込む必要はありません。

時間: 11:30より講義を始めます。 

11:10までにお運びください。終了予定は15時15分を予定しております。

料金: 21,000(サービス料/税込) 食事とワイン2杯を含みます。

※事前振込制です。ご希望の日程がございましたら、北平宛(kitahira@benoit.co.jp)にご連絡ください。質問なども喜んで承ります。この講習会に関しては、電話でのご予約は受け付けておりません。

 

 いったいどのような講習会なのか?吉門先生のご紹介を含め、ブログに詳細を綴っております。人生が変わるといっても過言ではありません。気になる方は、ぜひ以下よりブログを参照ください。

kitahira.hatenablog.com

 

 

 バランスの良い美味しい料理を日頃からとることは、病気の治癒や予防につながる。この考えは、「医食同源」という言葉で言い表されます。この言葉は、古代中国の賢人が唱えた「食薬同源」をもとにして日本で造られたものだといいます。では、なにがバランスのとれた料理なのでしょうか?栄養面だけ見れば、サプリメントだけで完璧な健康を手に入れることができそうな気もしますが、これでは不十分であることを、すでに皆様はご存じかと思います。

 季節の変わり目は、体調を崩しやすいという先人の教えの通り、四季それぞれの気候に順応するために、体の中では細胞ひとつひとつが「健康」という平衡を保とうとする。では、その細胞を手助けするためには、どうしたらよいのか?それは、季節に応じて必要となる栄養を摂ること。その必要な栄養とは…「旬の食材」がそれを持ち合わせている。

 その旬の食材を美味しくいただくことが、心身を健康な姿へと導くことになるはずです。さあ、足の赴くままにBenoitへお運びください。旬の食材を使った、自慢の料理やデザートでお迎えいたします。

 

 ダイレクトメールでのご案内をご希望の方は、以下よりメールアドレスの登録をお願いいたします。

メールマガジン 購読申込用フォーム

 

最後まで読んでいいただき、誠にありがとうございます。

一陽来復」、必ず明るい未来が我々を待っております。皆様のご健康とご多幸を祈念いたします。

 

ビストロ「ブノワ(BENOIT)」 北平敬

www.benoit-tokyo.com