2020-07-08から1日間の記事一覧
おぼつかな をちかたびとや いかならん をやみだにせぬ 五月雨のころ 弁乳母(べんのめのと) 遠方人(をちかたびと)の実情がよく分からなく心配である。無事息災であろうか。「小止む」とは、「しばらくの間」という意。小止(おや)むことのない五月雨の頃だ…
日頃より並々ならぬご愛顧を賜っている上に、自分よりご案内している長文レポートに目を通していただけている皆様の労に報いるため、前回ご案内しました≪初夏特別プラン≫の名称を、≪惜夏特別プラン≫へと季節に合わせて名前を変更させていただきます。 内容が…
五月雨に ひとり日をふる ながめこそ なかなか伴(とも)の ある心ちすれ 寂然(じゃくねん) 五月雨(長雨)が降り続くので、一人物思いに耽(ふけ)る日々。これがまたなんでも話を聞いてくれる従者と共にいるようで、一人でも退屈しないもだ。長雨もそう悪くはな…